十字に想いをこめて


8月は、終戦日や原爆が落とされた月だから、

いろいろな記事を眼にします。

きっと、読まされているんだと思う。

想像でしかなかった出来事について、

数日前、ある記事が飛び込んできました。

戦争中、女性や女の子たちが

敵の捕虜となり強姦を受けていた記事です。

カンタティモールのドキュメンタリー映画でも

数ヶ月、毎日強姦を受けていた女性たちの話を聞きました。

いま改めて深く思わされています。

このブログには残酷過ぎて書けない記事を読みました。

彼女たちは、どれほどの苦痛を受けながら亡くなって逝ったのでしょう。

今も尚、生きていらっしゃる方々が、

それぞれの国に対し謝罪を求めています。

戦争というものは、国を超えて人の心を破壊する。

戦争はすべてを破壊する。

なにもかも。

今この瞬間も、世界中では

強姦にあっている女性たちが苦しみと闘っています。

知っていた現実が魂にドスン!と深く私の中に落ちました。

昨年末から戦争で亡くなった大勢の御霊の皆さまや、

東北大震災で亡くなられた大勢の方々の供養を捧げていますが、

女性たちと女の子たちの想像を絶する苦しみを想うと心が痛い。

私の傷みなんて現実から遠すぎる感覚でしかない傷みです。

気づくのが遅すぎたことの懺悔をしました。

心から深く強く祈りを捧げていきます。

真の祈りは無の祈りですが、

とてもじゃないけど無では祈れない。

深い悲しみを感じながら祈っています。



スミレさんから届いた獅子座の新月の絵。

この十字と白蛇には在るメッセージが込められていますが、

想像を絶する苦しみが癒されますように、

マリア様と十字に心を向けて祈ります。



たくさんの愛をこめて。
シェリー