ジュピター・4月21日

 

私は東北大震災の3月11日、みなとみらいのビルの中にいました。

 

一生忘れることの出来ない揺れと恐怖。

 

みなとみらいだから、津波が来る!って思って当分帰れない覚悟もした。

 

TVから流れてくる津波の映像。

 

被災状況が酷過ぎて、何でこんなことが起きてしまったの?という想い。

 

あまりにもショックで数日間、泣きっぱなしだった。

 

3月11日から約2週間が経過して、被災地の方々からの電話が殺到し、

 

胸の前に両手を置いて、ぎゅーーーっと、心を押し込めていないと

 

涙声で声が奮えて話すことさえできなかった。

 

一番酷かった内容は、

 

ご両親と奥様と二男が乗っていた車が津波後の火災で焼けてしまい、

 

中から見つかったのは、ご両親と二男の焼死体。

 

運転していた妻だけが未だ見つかっていません・・・という内容。

 

電話を切ったあと、私は耐えきれず声をあげて泣きました。

 

 

熊本地震では、津波はなかったけれど、すべてを失った人たちがたくさんいます。

 

友人・知人、そのご家族様が熊本にいます。

 

毎日、阿蘇神社の神様のもとへ行き、祈っています。

 

 

震災後フェイスブックの情報は写真で掲載したように賛否両論の話がシェアされ続けています。

 

どれが真実で、どれが間違っているのかは、わからないけれど

 

私は私の想いの通りに、祈り続けています。

 

ある記事に

 

『世の中は大馬鹿者が多すぎる。

 

被災地に届けようと宅配業者に荷物を持って行き

 

熊本周辺は宅配中止になっていることを知り、怒る人たちは馬鹿だ。

 

でも、物資を送ろうとするだけまだマシだ。

 

もっと大馬鹿な奴は、祈りしかできないと言っているような奴らだ。

 

祈りなんて無意味だ、そんなアホやろうは大馬鹿者だ。

 

被災者が一番ほしいのはお金なんだよ。

 

祈りしかできないって言う奴は、偽善者だ!』

 

という内容でした。

 

正論であると私は思います。

 

現時点で被災地に必要なのは、物資ですから。

 

ブログにアップした写真と一緒に掲載されていた記事の内容です。

 

 

トラックで大量の物資を一度に運んだ方がいいと言う人もいれば、

 

入りくんでいる地域の避難所はトラックは通らないと言う人もいる。

 

個人が動くと渋滞の原因になるという人もいれば、個人が動いてその輪が広がり、

 

南阿蘇の5日間ほぼ食事を取れていない300世帯の人たちを救った人もいる。

 

渋滞を考慮した上で、トラックに大量の物資を積んで沢山の人を助けにきたのに、

 

自分より小さい車の支援者の渋滞で、大量の食べ物を腐らせてしまう人もいる。

 

物資を一ヶ所に集めた方がいいという人もいれば、振り分けに時間がかかるから、

 

直接持って行く人もいる。

 

Facebookでの不審者情報をシェアする人もいれば、

 

事実無根の話で実はボランティアの人だったりもする。

 

全ての人が納得することなんて存在しない。

 

何が正しいのか正しくないのか分からないけど、想いはみんな一つ。

 

「誰かの力になりたい」ということ。

 

何をやっても賛否は必ずある。

 

自分を信じましょう。

 

 

 

何が正しくて、何が間違っているのかは、私たち人間が判断できる基準はありません。

 

すべてをご存知なのは、神様です。

 

私は、神様を信じています。

 

それだけです。

 

だから、私は祈ります。

 

 

 

キラウェア火山の麓に住む村の人たち。

 

噴火する恐れがあるのに恐くないですか?という質問に

 

『恐い?なんで?地球に住んでいるんだよ。人間が地球に合わせなくちゃ。

 

地球が噴火するんだから、そんときは、そんときだよ!

 

そう語っていました。

 

 

 

 

 

愛をこめて♡

シェリー